【平屋でルームシネマ】ご自宅で映画を楽しむための平屋×音響×プロジェクターの設計ポイント
2019.01.29
ご自宅で映画を大画面で楽しむ。これは多くの方の憧れですよね。動画サービスも豊富にあるこの時代、映画館に行かずとも映画や動画コンテンツがとても身近になりました。今回は、そんな映画をご自宅で楽しむためのルームシネマに関する設計ポイントをご紹介します。平屋でもいい音でいい映像で映画を楽しみましょう♪
高い勾配天井&高い気密性!だから音の反響が気持ちよく音漏れも心配ない
気密性の高い平屋が人気
高気密・高断熱住宅は、これから長く住まう家づくりをされる方が皆さん注目するポイント。断熱材や二重窓などにより家の気密を高めることで外気からの空気を入れないようにし、そして中の空気を外に逃げないように施した住宅です。空気を入れない、逃がさないということは音漏れも防ぐことにもつながります。このような空間であれば思う存分シアターを楽しめます。
勾配天井であれば音の反響も楽しめる
平屋と勾配天井の組み合わせはとても多くあります。勾配天井のメリットは開放感あふれる空間そのものなのですが、実は、音響効果としてもメリットが。天井空間に音が綺麗に反響してくれるので、臨場感の高いサウンドが楽しめます。アクション映画もSF映画もクリアな音で楽しみたいですね!
広々とした天井空間だからダイナミックなシアターを楽しめる
ルームシアターとしても、大きなスクリーンで迫力のある映像を楽しみたいもの。こじんまりした部屋よりも開放感のある空間の方が視聴時の気持ち良さは段違いです。平屋という限られた空間でありながら勾配天井を使えば、ダイナミックなシアタールームが可能です♪
綺麗に投影したいならば塗り壁に注目!
漆喰壁なら粒子が細かいから映像を綺麗に投影
スクリーンがわりに壁を使うならば、白い漆喰壁がおすすめです。そのときは、凹凸がないように平らに塗ることがポイントです。漆喰の粒子は細かいので、綺麗なスクリーンとして利用できるのです。調湿効果も高いので、機材の多い部屋でも安心できる建材とも言えますね。
音も反響しやすい漆喰壁がシアタールームにはおすすめ
音の反響のしやすさも、漆喰壁の特徴です。シアタールームの壁や天井にも漆喰素材を使えば、クリアで美しい音響空間を作ることができるんです。お気に入りの映画を臨場感高く楽しみたい方は、漆喰壁がおすすめですよ!
クロスよりも綺麗な壁でスクリーンとして利用
クロス貼りの壁は、デザインも豊富で選択肢も多いですが、継ぎ目やテクスチャーも多くシアター用のスクリーンとしては向かないことが多いのです。塗り壁は、そのような継ぎ目がないので、プロジェクターの映像も綺麗に投影することができますよ。シアタールームと塗り壁の組み合わせは是非覚えておいてくださいね!
憧れのルームシネマを実現しよう♪
皆さまいかがでしたでしょうか。今回は、いま大人気のルームシネマを平屋で実現するメリットをご紹介させていただきました。今後も事例はどんどん増えていくと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪そしてこだわりのルームシネマを皆さんも実現してみてください!