【かっこいい外観】カリフォルニア風サーファーズハウスデザインポイントvol.1

細めの幅の板を一枚一枚重ねて貼ったような外壁のラップサイディング。光の下限や材質、色によって表面に陰影が現れ、表情豊かな外壁が魅力です。輸入住宅のような西洋風の印象に仕上がるため、まさにカリフォルニアサーファーズスタイルのイメージにピッタリです。

青空や海の似合うお家にしたいという方はシンプルにホワイトカラーがおすすめです。太陽の光を受け、自然やお庭とのバランスもとれるため、開放感のある雰囲気に仕上げてくれます。

１階のリビングや庭の前につけたテラスの上部を、延ばした家の屋根で覆ったデザインがカバードポーチです。テラスの廊下を長めにつくることで、子どもたちが自由に遊ぶスペースになったり、友人や家族とのバーベーキューをしたりと、自由な空間が生まれます。庭との距離感も近く感じられるため、アウトドアが趣味の方は、道具のメンテナンスなどもしやすくなり、自然と一体感を感じられる場所となります。

家の外壁をクールな色調のパステルカラーにし、カバードポーチを支える柱やフェンスは白を基調とするデザインが一般的。ディテールがとてもシンプルなので、使う人の個性が反映されます。サーフィンなどアウトドアが好きな方は、趣味の道具を飾るだけでも楽しそうですね。家族のために、カバードポーチにハンモックやブランコを取り付けてくつろぎスペースとして活用してみてもよさそうです。

カリフォルニアサーファーズスタイルには芝生はぜひとも取り入れていただきたいもの。家の敷地に芝生が入ることで、建物が際立ち、お庭との一体感も生まれます。芝生は暑さや砂埃を抑えられる効果も期待できるため、外と家との距離感が近く、開放感あふれる空間づくりのためにとても重要な役割を担ってくれますよ。

西海岸風といえばやっぱりヤシの木。海や海岸沿いで目にしたことのある方もいるのではないでしょうか。ヤシの木が入ることで、一層カリフォルニアの雰囲気を感じられますよね。家の外に大きい木を植えることに抵抗のある方は、まずは室内で小さな鉢植えからスタートしてみても。

よりアメリカンなテイストになるアイテムのひとつに、金網で作られたフェンスもあります。空間に圧迫感も与えないため、家の外に設置すれば軍の基地ようなテイストに。レトロな英語の看板とも相性がよく、レイアウトのしやすさも嬉しいポイントです。

今回の記事では、カリフォルニアサーファーズスタイルに仕上げるための外観についていくつかポイントをまとめてみました。家の外観をどうしようか迷っている方は、ぜひ参考になさってみてください。すでに建物を作られた方は、インテリアの要素だけを取り入れてみたりするだけで、お家の雰囲気は変ってきます。住み心地の良いづくりのヒントやスパイスになさってみてくださいね。